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廃車の際の税金関係で知っておきたい事
廃車の際の税金
廃車する際に関わってくる税金は、自動車税と自動車重量税です。
ただし、廃車するために追加で課税されるというわけではなく、
廃車にした時期によってはそれぞれ一部返金されるというものです。
自動車税にしても自動車重量税にしても、前払いで納めておくという形を取りますから、
廃車にして手放した期間に関しては課税されずに還付金が発生するわけです。
自動車税ならば月ごとに徴収される税金を先に1年分まとめて納めているわけですから、
年度末、具体的には3月に廃車にした場合を除けば、
余分に払ってしまった過払い分が生じます。
その分に関しては、廃車すると返金されることになります。
基本的には廃車手続きと同時に、自動車税還付の手続きもします。
ただし、還付金自体は廃車してすぐに受け取れるものではなく、
約2ヵ月ほど経ってから、指定の銀行で受け取ります。
重量税の還付金
廃車を解体し、なおかつ車検の期間がひと月以上残っているのであれば、
自動車重量税に過払い分が発生するので還付制度を利用できます。
重量税の場合でも、廃車手続きとは別に還付申請を行う必要があります。
重量税の還付金は、3ヶ月ぐらい経ってから受け取れます。
自動車税と重量税、どちらの税金の還付にしても、受け取りまで時間が掛かるものです。
廃車買取業者に手続きを代行してもらう場合、業者によっては買取価格に
税金の還付金と同額を上乗せしたお金を出すところもあるようです。
廃車手続きを代行してもらうのであれば、税金の還付金はもちろんのこと、
その受け取り方法なども契約前に確認はするべきでしょう。